『I'mPOSSIBLE』日本版とは

“こどもが変われば、社会が変わる。”
「共生社会」教育で、多様性に寛容な、よりよい未来を築きたい。

『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版は、国際版教材の内容をもとに、日本の教育現場での活用のしやすさを考慮して開発したもので、公益財団日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会内に事務局を設置しています。
様々な人たちがともに活躍できる社会を作っていくための考え方を、パラスポーツを通じて学べるようになっています。
道徳や体育、人権教育、障害者理解などの学習で是非ご活用ください。

教材の名前の由来

ImPossible

I'mPOSSIBLEは、「Impossibleー不可能」 という単語に「’」(アポストロフィ)を加えた造語で、「I'm possible―私はできる」という意味があります。「'」を加えただけで言葉の意味が変化したように、ほんの少し考え方や工夫をすることで、それまで無理だと思っていたことも、異なる結果に導けるというメッセージがあります。

パラリンピックスポーツは、多くの人が「無理だろう」「できないだろう」と考えたことに向き合い、用具やルール、サポートの仕方などを工夫することで、より多くの人達がスポーツに参画できるように発展してきました。

「できないこと」ではなく、「どうすればできるようになるか」を考えて行動できるような子どもたちが増えてくれたらと、という思いを込めて作られました。

『I’mPOSSIBLE』日本版が選ばれる理由

「社会を生き抜く力」の醸成に役立つ教育プログラム

「社会を生き抜く力」の醸成に役立つ教育プログラム

主体的に活動できる力、他者との効果的なコミュニケーションが取れる力、協力しあって社会づくりに参画できる力など、児童・生徒らが自律的に活動し、インクルーシブな社会づくりに参画できる実践力を引き出すような教育プログラムです。

主体的・対話的で深い学びを促す授業

主体的・対話的で深い学びを促す授業

学びの上で、「こども同士の協働」「教職員や地域の人との対話」を促す内容になっています。「できないこと」ではなく「どうすればできるようになるか」を考え、簡単にあきらめず、粘り強く学ぶことができるメッセージも含まれています。

組み合わせ自由な実技と座学で構成

組み合わせ自由な実技と座学で構成

目的に合わせ、道徳や体育、人権教育、多様性・障害者理解教育などで活用できる内容になっています。実技と座学を、自由に組み合わせることで、より大きな学習効果を生み出すことができます。具体的な方法は、教員研修会などでご紹介します。

負担がかからない授業準備を考慮した教材

負担がかからない授業準備を考慮した教材

授業内容に対応した指導案、ワークシート、動画などが充実。
授業に必要なものが揃っており、先生方の授業の負担を軽減します。
また、他校での実践活用例などもご紹介しています。